天龍寺の拝観料・時間・行き方|京都嵐山の曹源池庭園と竹林
Tokyo Mate
京都・嵐山の天龍寺を訪れる前にまず確認しておきたいのが、拝観料500円と800円の違いです。庭園だけなら高校生以上500円、大方丈・小方丈・多宝殿まで見ると300円が加わって800円になります。
今回の京都旅行では、最初の訪問先に天龍寺を選びました。嵐山を代表する庭園、曹源池庭園をはじめ、拝観時間や拝観料、行き方、竹林の小径へ続くルートまで、出発前に知っておきたいことを順に書いていきます。

天龍寺の拝観料と拝観時間
天龍寺の拝観料は、庭園のみなら高校生以上500円、大方丈・書院・多宝殿まで拝観すると800円です。法堂の雲龍図は別途500円かかります。
天龍寺は京都・嵯峨嵐山にある臨済宗天龍寺派の大本山です。1339年に後醍醐天皇の冥福を祈るため創建されました。足利尊氏が創建を後押しし、開山は禅僧の夢窓疎石です。
その後は何度も火災や戦乱に見舞われ、現在の法堂・大方丈・庫裏などの主な建物は、明治時代以降に再建されたものが中心です。今はユネスコ世界遺産「古都京都の文化財」を構成する寺院のひとつです。
| 項目 | 内容 |
|---|---|
| 名称 | 天龍寺 |
| 拝観時間 | 庭園 8:30〜17:00(受付終了16:50) 諸堂 8:30〜16:45(受付終了16:30) 法堂 9:00〜16:30(受付終了16:20) |
※ 諸堂と法堂は拝観が制限される日があります。
※ 2026年11月14日〜30日は庭園の特別早朝参拝があり、庭園受付から朝7:30に入れます。北門受付は朝8:30からです。
500円と800円の違い
天龍寺の拝観料が500円と800円に分かれているのは、拝観できる範囲が違うからです。
500円は庭園の拝観券で、天龍寺を代表する曹源池庭園と、北側の百花苑を見て回れます。
800円を払うと、庭園拝観料500円に諸堂拝観料300円が加わり、大方丈、小方丈(書院)、多宝殿も拝観できます。
庭園だけを見るなら500円、天龍寺の建物の中まで見たいなら800円を選んでください。
| 拝観範囲 | 料金 |
|---|---|
| 曹源池庭園 百花苑 | 高校生以上 500円 小・中学生 300円 未就学児 無料 |
| 曹源池庭園 百花苑 大方丈 小方丈(書院) 多宝殿 | 高校生以上 800円 小・中学生 600円 未就学児 300円 |

雲龍図は800円でも含まれません
法堂の天井に描かれた雲龍図を見るには1人500円かかり、庭園・諸堂の拝観料とは別料金です。
高校生以上が庭園と主な建物、雲龍図をすべて拝観すると合計1,300円です。小・中学生は合計1,100円で、未就学児は雲龍図の拝観料が無料です。
雲龍図は基本的に土・日・祝日に公開され、春と秋には毎日公開される期間もあります。公開の有無は訪れる日によって変わります。
境内図で見る拝観ルート
天龍寺は、南側の庫裏と大方丈から始まり、西側の曹源池庭園、北側の多宝殿と百花苑へと続く配置です。
800円の拝観券で主な建物と庭園を一緒に見るなら、次の順番で回ると無理のない流れになります。
庫裏 → 大方丈 → 小方丈 → 曹源池庭園 → 多宝殿 → 百花苑 → 北門
百花苑を過ぎて北門から出ると、嵐山の竹林の小径方面にそのまま出られます。天龍寺のあとに竹林も回る予定なら、正門に戻らず北門へ向かうほうが動きやすいです。
天龍寺への行き方
天龍寺は嵐山の中心部にあり、JR・阪急・嵐電とバスで行けます。
| 交通手段 | 降車駅・バス停 | 天龍寺まで |
|---|---|---|
| 嵐電 | 嵐山駅 | 徒歩5分 |
| JR嵯峨野線 | 嵯峨嵐山駅 | 徒歩13分 |
| 阪急 | 嵐山駅 | 徒歩15分 |
| 京都市バス 11・28・93系統 京都バス 90・92・94系統 | 嵐山天龍寺前 (嵐電嵐山駅) | 徒歩約2分 |
| 京都市バス 11・93系統 京都バス 63・66・73・76系統 | 嵐山 (渡月橋北詰) | 徒歩約5分 |
電車で行く場合
天龍寺へは嵐電・JR・阪急で行けます。どこから出発するかで、使いやすい路線が変わります。
① 嵐電 嵐山駅
嵐電と呼ばれる京福電鉄嵐山本線は、四条大宮駅から嵐山駅まで走っています。
四条大宮駅から嵐山駅までは約24分。嵐山駅から天龍寺までは歩いて約5分で、3つの路線のなかでいちばん近いです。

② JR 嵯峨嵐山駅
京都駅から出発するなら、JR嵯峨野線が便利です。
JR京都駅から嵯峨嵐山駅まで乗り、そこから天龍寺までは歩いて約13分です。京都駅から嵐山へ直行するとき、バスより所要時間が読みやすいのが利点です。
③ 阪急 嵐山駅
大阪梅田方面からなら阪急が使えます。
大阪梅田駅から阪急京都線に乗り、桂駅で嵐山線に乗り換えて嵐山駅で降ります。阪急嵐山駅から渡月橋を渡って天龍寺までは徒歩約15分です。桂駅で京都線と嵐山線がつながっています。
バスで行く場合
京都駅から出るバスのうち、今回確認した京都市バス28系統と京都バス73系統を比べました。どちらも京都駅前C6のりばから出ますが、降りるバス停と運賃が違います。
① 京都市バス28系統
京都市バス28系統に乗り、嵐山天龍寺前(嵐電嵐山駅)で降ります。バス停が天龍寺のすぐ前なので、長く歩かずに済みます。
| 京都駅の乗り場 | 降車バス停 | 所要時間(運賃) |
|---|---|---|
| 京都駅前C6のりば 📍 Googleマップで見る | 嵐山天龍寺前 (嵐電嵐山駅) 📍 Googleマップで見る | 47分 (230円) |
② 京都バス73系統
京都バス73系統も同じC6のりばから乗れます。京都駅から乗り換えなしで嵐山(渡月橋北詰)まで行き、そこから天龍寺まで約5分歩きます。73系統は四条烏丸、西大路四条、太秦天神川駅、太秦広隆寺などを経由して嵐山へ向かいます。
| 京都駅の乗り場 | 天龍寺側の降車バス停 | 所要時間(運賃) |
|---|---|---|
| 京都駅前C6のりば 📍 Googleマップで見る | 嵐山 (渡月橋北詰) 📍 Googleマップで見る | 53分 (450円) |
2つを比べると、28系統は天龍寺のすぐ前で降りられて運賃も230円なので、京都駅から天龍寺だけに直行するなら使いやすいです。73系統も乗り換えなしで行けますが、渡月橋の北側で降りて約5分歩く必要があり、運賃も高くなります。
ただ、嵐山一帯は観光客が多い時間帯に道路が渋滞することがあります。
交通パスを使うなら
嵐山だけでなく京都市内も移動する日は、1日のルート全体で交通パスを比べるのがおすすめです。
バスを何度も使うなら地下鉄・バス1日券、地下鉄と嵐電を組み合わせる日なら地下鉄・嵐電1dayチケットを比べてみてください。ただ、天龍寺1か所のためにパスを買うより、そのあとの市内移動まで含めた1日の交通費を比べてから選ぶほうが確実です。
👉 京都地下鉄・バス1日券の値段・購入場所|バス1日券は廃止
天龍寺の曹源池庭園
天龍寺の一番の見どころは曹源池庭園です。
夢窓疎石が約700年前に造った庭園で、中央の曹源池を中心に、ゆっくり歩きながら景色を眺められます。池と木々、背後の嵐山と亀山が自然につながり、全体がひとつの大きな庭園のように見えます。

曹源池庭園から百花苑へ
曹源池庭園を見たあとは多宝殿の方へ進み、北側の百花苑まで続けて見られます。
百花苑は多宝殿から北門へ続く道に造られた庭園で、自然の傾斜に沿って散策路が続きます。この道を北へ進むと天龍寺の北門に着きます。

嵐山 竹林の小径と渡月橋
天龍寺を見たあとは、竹林の小径を抜け、嵐山公園 亀山地区を通って保津川の河畔へ下り、渡月橋まで歩きました。
天龍寺北門 → 竹林の小径 → 嵐山公園 亀山地区 → 保津川河畔 → 渡月橋 → 嵐電嵐山駅
天龍寺から竹林の小径へ
天龍寺の拝観を終えて北門から出ると、嵐山の竹林の小径にそのまま出ます。
竹林の小径は、野宮神社から天龍寺北門の前を通って大河内山荘方面へ続く、約400mの竹林の道です。道の両側に竹が高く並び、嵐山を代表する風景のひとつになっています。

嵐山公園 亀山地区
竹林の小径を抜けたあと、嵐山公園 亀山地区を通って保津川の河畔へ下りました。
嵐山公園は渡月橋を中心に亀山地区・中之島地区・臨川寺地区に分かれていて、亀山地区は渡月橋の上流側にあります。竹林の小径から公園を抜けて保津川の河畔まで、散策にちょうどいいルートです。
河畔まで下りると、保津川下り 着船場も見えます。名前のとおり舟が嵐山に着いて乗客が降りる場所で、乗船場ではありません。

保津川沿いに渡月橋へ
河畔に沿って下っていくと、嵐山を代表する名所、渡月橋に着きます。
渡月橋は桂川に架かる橋で、今使われている橋は1934年に完成しました。嵐山の山と川を一緒に眺められるため、春の桜と秋の紅葉の時期は特に多くの旅行者が訪れます。

渡月橋を見たあとは嵐電嵐山駅へ移動し、四条大宮駅へ向かいました。渡月橋から嵐電嵐山駅までは徒歩約2分なので、嵐山を回り終えて帰るのにも便利でした。
番外編:あわせて行ける場所
竹林の小径の周辺には、今回のルートには入れなかったものの、あわせて回れる場所もあります。
① 大河内山荘庭園
竹林の小径の西端近くにある庭園で、俳優の大河内傳次郎が造りました。現在の入園料は一般・高校生・大学生1,000円、開園時間は9:00〜17:00(最終入園16:30)です。
② 嵯峨野観光鉄道
竹林の小径の西端近くにはトロッコ嵐山駅があります。嵯峨野観光鉄道は、トロッコ嵯峨駅からトロッコ嵐山駅・トロッコ保津峡駅を経てトロッコ亀岡駅まで走る観光列車です。
天龍寺の静かな庭園を抜けて竹林の小径に入り、嵐山公園の亀山地区を通って保津川の河畔を歩いていくと、いつの間にか渡月橋に着きます。寺と森、川と山がひとつの道のようにつながっている感じがよかったです。
🧡 東京メイト 京都ガイド
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