旧古河庭園 春のバラフェスティバル2026|洋館・日本庭園・行き方ガイド
Tokyo Mate
東京を代表するバラの名所のひとつ、旧古河庭園。5〜6月のバラフェスティバルが特に人気のスポットです。本記事では、行き方から洋館、日本庭園、2026年のバラフェスティバル日程(2026年4月29日〜6月30日)まで一気にまとめました。

旧古河庭園は、東京を代表するバラの名所として知られ、洋風庭園と日本庭園を一度に楽しめる場所です。約100種200株のバラが満開を迎える5〜6月のバラフェスティバルは、最も人気のある時期です。
旧古河庭園とは?
旧古河庭園(きゅうふるかわていえん)は、東京都北区西ヶ原に位置する国指定名勝で、東京を代表するバラの名所のひとつです。
大正初期(1912〜1926年)に造られた庭園で、洋風庭園・重厚な洋館・京都風の日本庭園が一か所に共存している点が大きな特徴です。

旧古河庭園の見どころ
- イギリス人建築家ジョサイア・コンドル設計の洋館と洋風庭園
- 京都の名庭師・植治(小川治兵衛七代目)が手がけた日本庭園
- 洋館とバラ約100種200株が織りなす異国情緒あふれる風景
- 2026年は開園70周年、国指定名勝20周年のメモリアルイヤー
📌 日本近代建築の父と呼ばれるジョサイア・コンドルの作品は東京各地に残っていますが、洋館とバラ園を同時に楽しめるという点では旧古河庭園が際立つ場所です。

旧古河庭園 入園料・開園時間
利用案内
| 名称 | 旧古河庭園(きゅうふるかわていえん) |
| 開園時間 | 09:00〜17:00(最終入園16:30) 🌹 バラフェスティバル期間中の早朝開園 5月8日(金)〜10日(日)、5月15日(金)〜17日(日):8:00開園 |
| 休園日 | 年末年始(毎年12月29日〜1月1日) |
| 入園料 | 150円(65歳以上70円) 小学生以下無料 |
| 支払い方法 | 交通系ICカード(Suica、PASMOなど) クレジットカード PayPay/楽天ペイ/au PAY |
| 予約 | 事前予約はできません |
| 庭園ガイドツアー (無料/日本語) | 土日祝 11:00/14:00(約1時間) ※ 7〜8月は暑さ指数31以上で中止 |
| 所在地 | 東京都北区西ヶ原1-27-39 🚇 JR山手線 駒込駅から徒歩12分 🚇 JR京浜東北線 上中里駅から徒歩7分 🚇 東京メトロ南北線 西ヶ原駅から徒歩7分 🚇 都電荒川線 飛鳥山駅から徒歩18分 📍 Googleマップで見る |
📌 お持ちの乗車券に応じたおすすめ駅
① 東京サブウェイチケット(地下鉄パス)をお持ちの方
西ヶ原駅で下車(徒歩7分、最短ルート)。
② JR都区内パス(JR1日券)をお持ちの方
- 上中里駅で下車(徒歩7分、最短ルート)
- 駒込駅(山手線で便利、徒歩12分)

旧古河庭園 バラフェスティバル(2026年)
東京を代表するバラの名所、旧古河庭園では毎年5〜6月に春のバラフェスティバルが開催されます。
洋風庭園では約100種200株のバラが満開を迎え、洋館を背景にした風景がフェスティバル最大の見どころです。マリア・カラスやロイヤルプリンセスといった人気品種もここで楽しめます。
| 開催期間 | 2026年4月29日(水)〜6月30日(火) |
| 開園時間 | 09:00〜17:00(最終入園16:30) |
| 早朝開園 | 5月8日(金)〜10日(日)、5月15日(金)〜17日(日) 8:00開園 |
| ローズガーデンマーケット | 期間中毎日 10:00〜16:30 |
| 春のバラ フォトスポット | 期間中毎日 10:00〜16:30 |
| バラ人気投票 | ➡️ 公式X(@kyufurukawa)から参加 |
| バラガイドアプリ | ➡️ App Storeダウンロード ➡️ Androidダウンロード |


チケット売り場の待ち時間を減らす方法
バラフェスティバル期間中は、チケット売り場前に長い行列ができます。
待ち時間を短縮するには、9:00の開園と同時に到着するか、比較的列が短い六義園で販売されている共通入園券「縁結びチケット」を事前に購入する方法があります。これなら列に並ばずそのまま入園できます。
📌 縁結びチケットは、東京都立庭園2か所(六義園+旧古河庭園)の共通入園券です。どちらも駒込駅エリアにあり、ルートも自然につながります。


⚠️ 来園時の注意事項
- 三脚、自撮り棒、写生・絵画は禁止
- 混雑時は日傘の使用が制限される場合あり
- 雨天時は一部プログラムが中止になる場合あり

石造りの洋館(大谷美術館)
旧古河庭園で最も特徴的なのは、敷地の高低差を活かした立体的な構成です。丘の上には堂々たるイギリス風の石造り洋館が建ち、斜面に沿って段状の洋風庭園が広がり、最も低い場所に日本庭園が広がります。
もともと明治の元勲・陸奥宗光の邸宅でしたが、その後古河家に受け継がれて現在の美しい姿になりました。

洋館の見どころ
- 日本近代建築の父、ジョサイア・コンドル
洋館を設計したのはイギリス人建築家ジョサイア・コンドル(1852〜1920)で、ニコライ堂(神田)や旧岩崎邸(上野)など東京の名建築を数多く手がけた人物です。日本に初めて西洋建築を伝えた、日本近代洋風建築の父として知られています。
- バラに彩られた異国情緒あふれる風景
春と秋、建物の前に広がる段状庭園で大ぶりのバラが満開になると、まるでヨーロッパにいるような雰囲気に包まれます。
- 雨の日に映える赤い外観
イギリスの貴族邸宅をモデルにした建物は、外壁が赤みを帯びた安山岩(新小松石)で仕上げられています。雨で濡れると色が深く落ち着いた表情になり、曇りの日でも写真映えします。

洋館内部(大谷美術館)見学&喫茶室ガイド
洋館の内部は現在、大谷美術館として運営されています。庭園の入園料(150円)とは別料金ですが、1階の昔ながらの喫茶室(カフェ)で優雅なティータイムを楽しめます。
| 見学時間 | 10:30〜16:30(最終入館16:00) |
| 喫茶室(カフェ) | 12:00〜16:30(ラストオーダー16:00) |
| 休館日 | 毎週月曜日(月曜が祝日の場合は開館、翌火曜休館) |
| 洋館入館料 (庭園とは別料金) | 大人500円/中学生250円/小学生以下無料 ※ 洋館はシニア割引・団体割引の対象外 |
⚠️ 洋館見学時の注意事項
- 文化財保護のため館内撮影禁止
- 冷暖房なし
- 車椅子は1階のみ利用可
※ 来館前にメール(info@otanimuseum.or.jp)で必ず事前連絡してください。

旧古河庭園 日本庭園さんぽ
洋風庭園から石段を下りていくと、雰囲気がガラリと変わり、「東京の中の京都」を感じさせる日本庭園が広がります。
この日本庭園は京都の名庭師・小川治兵衛(植治)が手がけたもので、大正初期の姿を今もそのまま残しています。その価値が認められ、2006年には国指定名勝に指定されました。
注目したい3つの見どころ
① 心字池
「心」の字をかたどった、庭園の中心となる池。
舟着石から眺めると、石橋・雪見灯籠・築山が一望できます。

② 大滝
都心では珍しい、約10mの落差を持つ滝。
うっそうとした木立に囲まれ、深い山あいの渓谷のような雰囲気です。

③ 枯滝
水を使わず、石と砂だけで滝を表現した枯山水の空間。
庭園の流れと水源を象徴的に表現する、日本庭園の伝統技法です。

💡 観覧のポイント
旧古河庭園最大の魅力は、洋館と日本庭園の鮮やかな対比にあります。
丘の上ではヨーロッパを感じさせる洋館とバラ園が広がり、石段を下りていくと伝統的な日本庭園が現れる — まるで別世界に踏み込むような感覚です。
この庭園を最も楽しめるのは、上から下へと続くこのルートを歩き、雰囲気が切り替わる瞬間を味わうことです。
洋館の異国情緒、日本庭園の静けさ、そして5〜6月のバラが描く風景 — 旧古河庭園は、東京の春のお散歩コースとして最もバランスのとれた場所のひとつです。
📌 半日〜1日コースのおすすめ
旧古河庭園を起点に、駒込駅から日暮里駅へ移動すれば、谷中銀座/根津神社の谷根千さんぽコースに自然につなげられます。詳しいルートとお店情報は別記事で紹介します。