立山黒部アルペンルート 1泊2日モデルコース|東京発 室堂雪の大谷 (2026)
Tokyo Mate
2026年4月15日に開通した立山黒部アルペンルートを、東京発の1泊2日で巡るモデルコースとしてまとめました。北陸新幹線で長野に入り、扇沢から出発、室堂の雪の大谷を抜けて富山を経由し、東京へ戻る周遊コースです。

アルペンルートの運営期間|室堂の雪の大谷は4〜6月
立山黒部アルペンルートは、2026年4月15日から11月30日まで運営されます。
12月1日から翌年4月中旬までは、豪雪と冬季閉鎖のため全区間の移動ができません。
春に特に人気が高いのが、室堂の雪の大谷(雪の大谷)です。標高2,450mの室堂に積もった雪を除雪することで道路の両側に巨大な雪壁ができ、この区間を実際に歩けるのは2026年4月15日から6月25日までです。
シーズン早見表
| シーズン | 時期 | 見どころ |
|---|---|---|
| 春の雪の大谷 | 2026.4.15 - 6.25 | 室堂 雪の大谷ウォーク |
| 夏 | 7月 - 9月初旬 | みくりが池と高山の風景 |
| 秋の紅葉 | 9月中旬 - 10月末 | 黒部平・大観峰の紅葉 |
| 初冬 | 11月中旬 - 11/30 | 初雪とシーズン最後の風景 |

❄️ 雪の大谷はいつ行くのがいい?
室堂の雪壁は開通直後が最も高く、気温が上がるにつれて少しずつ低くなります。
2026年の開通日に公式発表された雪壁の高さは12mでした。例年は20m近い雪壁ができた年もありますが、高さは毎年の積雪量と気温によって変わります。
圧倒的な雪壁の風景を見たいなら、開通直後から5月中旬までが最も良い時期です。
特に4月中旬〜5月上旬は開通直後と日本のゴールデンウィークが重なり、アルペンルート全体が最も混み合う時期です。この時期に旅行するなら、WEBチケットと宿の予約は早めに準備するのがおすすめです。
❄️ 繁忙期・混雑時期
- 4月中旬〜5月上旬:開通直後+雪壁シーズン+ゴールデンウィーク
- 8月中旬:日本のお盆休み
- 9月中旬〜10月中旬の週末:紅葉シーズン
11月4日から11月30日までは、シーズン末の別時刻表が適用されます。
また、アルペンルートは山岳交通を何度も乗り換えるコースなので、出発前に必ず公式の時刻表と運行状況を確認してください。
東京からアルペンルートへの行き方
なぜ東京IN/東京OUTなのか
立山黒部アルペンルートは、長野県の扇沢駅と富山県の立山駅を結ぶ山岳横断ルートです。
東京から出発するなら、北陸新幹線で長野まで移動し、扇沢からアルペンルートに入り、室堂の雪壁と黒部ダムを抜けて富山へ出る周遊コースが効率的です。
つまり今回の日程は、東京 → 長野 → 扇沢 → 室堂 → 立山 → 富山 → 東京の順に移動するルートです。
片側から入って反対側へ出る構造なので、同じ道を引き返さずに済み、東京から新幹線で往復つなげられるため、1泊2日の日程に組みやすいです。
主要都市別 アルペンルートへのアクセス時間
| 出発都市 | 立山駅方面 | 扇沢方面 |
|---|---|---|
| 東京 | 3時間10分 | 3時間10分 |
| 名古屋 | 4時間50分 | 3時間35分 |
| 大阪 | 3時間40分 | 4時間25分(新大阪) |
東京は立山駅と扇沢駅の両方へのアクセス時間が比較的バランスしています。そのため東京発の旅行者は、長野IN/富山OUT、または富山IN/長野OUTのどちらでも横断しやすいです。
今回の東京発1泊2日で長野IN/富山OUTを選んだ理由は、室堂宿泊と称名滝を両方組み込むためです。
1日目は扇沢からアルペンルートに入り、黒部ダムと室堂の雪壁を見て、標高2,450mの室堂で1泊します。2日目は立山駅方向へ下りながら、美女平と弥陀ヶ原を経て称名滝まで回り、富山駅から東京へ戻る流れです。

長野・富山の移動手段|北陸新幹線
東京からアルペンルートへ移動するときの主役は北陸新幹線です。
北陸新幹線は東京から長野・富山・金沢・敦賀方面を結ぶ路線で、東京から長野までは約1時間20分台、東京から富山までは約2時間10分台で移動できます。
今回の1泊2日コースでは、1日目に東京駅から長野駅まで新幹線で移動し、2日目に富山駅から東京駅へ戻ります。
| 運行区間 | 所要時間 | チケット価格 |
|---|---|---|
| 東京 - 長野 | かがやき 1時間20分 はくたか 1時間40分 | 8,450円 |
| 東京 - 富山 | かがやき 2時間10分 はくたか 2時間40分 | 13,180円 |
※ 新幹線の料金は座席の等級、予約のタイミング、シーズン、購入先によって変わることがあります。発券前にJR公式サイトまたは予約サイトで最新の金額を確認してください。


アルペンルート内では6種類の乗り物を乗り継ぎます
アルペンルートは普通の列車だけで移動するコースではありません。扇沢から立山駅まで山を横断する間に、電気バス、ケーブルカー、ロープウェイ、高原バスなどを順番に乗り継ぎます。
自家用車では通過できない区間のため、アルペンルート専用の交通手段とチケットを利用する必要があります。
代表的な乗り物は次のとおりです。
| 区間 | 乗り物 | 特徴 |
|---|---|---|
| 扇沢 → 黒部ダム | 関電トンネル電気バス | 長野側のアルペンルート進入区間 |
| 黒部湖 → 黒部平 | 黒部ケーブルカー | 日本唯一の全線地下式ケーブルカー |
| 黒部平 → 大観峰 | 立山ロープウェイ | 途中に支柱のない山岳ロープウェイ |
| 大観峰 → 室堂 | 立山トンネル電気バス | 標高2,450mの室堂へ接続 |
| 室堂 → 美女平 | 立山高原バス | 雪壁・高山の風景を通る区間 |
| 美女平 → 立山駅 | 立山ケーブルカー | 富山側の下山区間 |
特に春には室堂周辺で雪の大谷(雪の大谷)を見られるため、4月中旬から6月下旬までが最も人気です。

アルペンルートのチケットと時刻表は事前に確認を
アルペンルートのチケットは現地購入もできますが、繁忙期にはWEBチケットと時間帯の予約を事前にしておく方が安全です。
特に扇沢から出発する関電トンネル電気バスと、立山駅から出発する立山ケーブルカーは、出発時間の指定が必要な代表区間です。
- 2026年のアルペンルート運営期間は4月15日〜11月30日です。(※11月4日〜11月30日は別時刻表が適用されます。)
- 室堂の雪の大谷は4月15日〜6月25日運営、入場時間は9:30〜15:00までです。
- 平日と週末で時刻表が異なるので必ず確認してください。
- 扇沢 → 長野の特急バス最終便は17:00を目安に案内されています。
- 弥陀ヶ原・天狗平など高原バスの途中停留所で下車する場合は予約が必須です。
立山黒部アルペンルート 1泊2日の旅行プラン
今回の1泊2日のアルペンルート日程は、東京を出発して長野に入り、扇沢からアルペンルートに進入するコースです。
1日目は黒部ダムと室堂の雪壁を抜けて標高2,450mの室堂で1泊し、2日目は立山駅方向へ下りながら美女平と称名滝を回った後、富山駅から新幹線に乗って東京へ戻ります。
全体の動線は以下のとおりです。
| 日程 | ルート |
|---|---|
| Day 1 | 東京 → 長野 → 扇沢 → 黒部ダム → 黒部平 → 大観峰 → 室堂(宿泊) |
| Day 2 | 室堂 → 天狗平 → 弥陀ヶ原 → 美女平 → 立山駅 → 称名滝 → 富山 → 東京 |
Day 1|東京 → 長野 → 扇沢 → 黒部ダム → 室堂
1日目は東京駅から北陸新幹線で長野駅へ移動し、長野駅から特急バスで扇沢まで行きます。
扇沢からは本格的な立山黒部アルペンルートの横断が始まります。関電トンネル電気バス、黒部ケーブルカー、立山ロープウェイ、立山トンネル電気バスを乗り継いで室堂まで移動します。
| 時刻 | 区間 |
|---|---|
| 7:20 | 東京駅 出発(北陸新幹線 1時間17分) |
| 8:37 | 長野駅 到着 |
| 8:50 | 長野駅 出発(特急バス 1時間45分) |
| 10:35 | 扇沢 到着 |
| 11:00 | 扇沢 出発(電気バス 16分) |
| 11:16 | 黒部ダム 到着(徒歩15分) |
| 12:00 | 黒部湖 出発(黒部ケーブルカー 5分) |
| 12:05 | 黒部平 到着(黒部ダムソフトクリーム・ブラックドッグ) |
| 12:20 | 黒部平 出発(立山ロープウェイ 7分) |
| 12:27 | 大観峰 到着 |
| 12:45 | 大観峰 出発(立山トンネル電気バス 10分) |
| 12:55 | 室堂 到着(黒部ダムシフォンケーキ・みくりが池アイスクリーム) |
| 13:00 | 昼食(ランドカレー・立山野菜の天ぷらそば) |
| 14:00 | 室堂ハイキング(みくりが池) |
| 宿泊 | みくりが池温泉 / ホテル立山 |
雪の大谷(SNOW WALL WALK 2026)は9:30〜15:00までしか運営されません。1日目の室堂到着が遅れると入場時間が厳しくなることがあるので、午前の出発時間は余裕をもって組むのがおすすめです。

ホテルにチェックインした後は、みくりが池の周りを軽くトレッキングし、みくりが池温泉で温泉に入って一日の疲れを癒せます。
室堂エリアの宿は山岳地帯にあるため、ほとんどが夕食と朝食の両方を提供する場合が多いです。

Day 2|室堂 → 立山駅 → 称名滝 → 富山 → 東京
2日目は室堂からそのまま富山へ下りずに、天狗平と弥陀ヶ原を経て美女平方向へゆっくり移動する日程です。このコースは室堂で1泊した後、立山駅方向へ下りながら称名滝まで結ぶことができます。
称名滝は日本で最も落差の大きい滝として知られ、立山駅からバスと徒歩で訪れることができます。
| 時刻 | 区間 |
|---|---|
| 10:00 | 室堂 出発(立山高原バス 5分) |
| 10:05 | 天狗平 到着 |
| 10:45 | 天狗平 出発(立山高原バス 10分) |
| 10:55 | 弥陀ヶ原 到着 |
| 11:36 | 弥陀ヶ原 出発(立山高原バス 30分) |
| 12:10 | 美女平 到着 |
| 12:20 | 美女平 出発(立山ケーブルカー 7分) |
| 12:27 | 立山駅 到着 |
| 12:30 | 昼食(LOCOMOTION COFFEE AND BED) |
| 14:10 | 立山駅 出発(バス 15分) |
| 14:25 | 称名滝 到着(停留所-滝 徒歩往復1時間) |
| 15:30 | 称名滝 出発(バス 15分) |
| 15:45 | 立山駅 到着 |
| 16:06 | 立山駅 出発(富山地方鉄道 1時間5分) |
| 17:04 | 富山駅 到着 |
| 17:10 | 夕食(ボテやん お好み焼き) |
| 19:40 | 富山駅 出発(北陸新幹線 2時間16分) |
| 21:56 | 東京駅 到着 |
高原バスの途中停留所である天狗平と弥陀ヶ原で下車して再び乗るには、必ず事前予約が必要です。
また、称名滝は立山駅からバスで移動した後、滝まで往復1時間ほどの徒歩時間が必要です。天気が良くなかったり体力が心配な場合は、称名滝を省略して富山市内へ直接移動しても大丈夫です。
室堂で1泊する宿
アルペンルート1泊2日の日程で最大の魅力は、標高2,450mの室堂で過ごす一晩です。
日帰りのアルペンルート旅行は昼の風景だけを見て通り過ぎることが多いですが、室堂で1泊すると、夕日、星、早朝の高山の風景まで、もう少しゆとりをもって出会えます。
特に春の雪壁シーズンには観光客が集まる前の静かな室堂の風景を見られ、2日目には立山駅方向へ下りて称名滝の日程まで結びやすいです。
① ホテル立山(ホテル立山)
ホテル立山は室堂ターミナルと直結したアルペンルートの代表的な宿です。室堂到着後すぐにチェックインしやすく、天気が良くない日でも移動の負担が少ないです。宿へのアクセスを最も重視するなら、最も楽な選択肢です。
② みくりが池温泉(みくりが池温泉)
みくりが池温泉は、室堂ターミナルから徒歩約15分の距離にある標高2,410mの天然温泉宿です。日本で最も高い場所にある天然温泉として知られ、みくりが池方向への散策と一緒に組みやすいです。ただし、室堂ターミナルから宿まで石畳と階段を歩く必要があるので、大きなキャリーよりは身軽な荷物での移動がおすすめです。
③ 室堂山荘(室堂山荘)
室堂山荘は、室堂ターミナルから徒歩約10分の距離にある山荘タイプの宿です。ホテルよりは山荘の雰囲気に近く、室堂周辺のトレッキングや入山前後の宿泊地として利用しやすいです。費用を抑えたい方や山岳旅行の雰囲気を感じたい方に向いています。
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室堂の宿はすべて山岳地帯にあるシーズン限定の宿です。ゴールデンウィーク、雪壁シーズンの週末、9月の紅葉シーズンには予約が早く埋まりやすいので、日程が決まったら宿から先に確認するのがおすすめです。
予算・持ち物チェックリスト
東京発のアルペンルート1泊2日旅行は、新幹線、アルペンルートのチケット、室堂の宿泊費まで含めると、1人あたり約6万〜7万円ほどを見込んでおけばよいです。
今回の日程は単純な往復ではなく、東京 → 長野、富山 → 東京と移動する周遊コースです。したがって新幹線の費用は「往復」というよりは、北陸新幹線2区間分の費用と見るのが正確です。
1人あたりの予算目安
| 項目 | 予想金額 |
|---|---|
| 北陸新幹線 2区間 | 約21,630円 |
| アルペンルートのチケット | 約12,360円 |
| 長野→扇沢 特急バス | 4,300円 |
| 室堂の宿泊(1泊 夕食・朝食付き) | 約25,000円 |
| 食費・その他 | 約5,000円 |
| 合計 | 約68,290円 |
※ 上の金額は東京発、長野IN・富山OUTを基準としたおおよその予算です。宿のグレード、食事の有無、予約時期、シーズンによって実際の費用は変わることがあります。
アルペンルートのチケット購入のコツ
アルペンルートのチケットは現地購入もできますが、雪壁シーズンやゴールデンウィーク、紅葉シーズンにはWEBチケットを事前に予約する方が安全です。
2026年にはアルペンルート全線開業55周年を記念して、6月1日〜7月25日の利用分を対象に55周年アーリーバードWEBチケットも販売されます。ただし5月の日程はアーリーバード対象外なので、通常のWEBチケットを利用してください。
- 予約締切:出発前日の午後3時まで
- キャンセル料:2日前の午後3時以降のキャンセルで1人あたり500円
- 決済:クレジットカード利用可能
アルペンルートのパスとWEBチケットの違い、予約・発券方法が気になる方は
👉 立山黒部アルペンルート きっぷ・WEBチケット予約比較|東京発 チケットガイド (2026)
持ち物・チェックリスト
4〜5月の室堂は、東京や富山市内とは体感温度が全く違います。特に雪壁シーズンには、雪道、強い日差しの反射、低い気温に備える必要があります。
- 防寒着:室堂は標高2,450mの高山地帯なので気温が低い
- 防水トレッキングシューズまたはブーツ:雪道と濡れた路面に備える
- サングラス:雪原の反射光に備える
- 日焼け止め:高山地帯と雪の反射で紫外線が強い
- 帽子・手袋・カイロ:風と体感温度に備える
- カメラの予備バッテリー:低温ではバッテリーの消耗が早い
- WEBチケットの予約確認書:各交通手段の乗車確認用
- クレジットカード・現金:一部の店舗・交通費に備える
4月末〜5月初めに訪れるなら、春の服装よりは冬山登山に近い服装で準備する方が安全です。
東京から出発する立山黒部アルペンルート1泊2日の旅行は、長野に入って室堂で1泊し、富山へ戻る周遊コースで組むと効率的です。標高2,450mの室堂で過ごす一晩は、日帰りでは味わいにくいアルペンルート旅行の最大の魅力です。
🧡 東京メイト 旅行ガイド
👉 立山黒部アルペンルート きっぷ・WEBチケット予約比較|東京発 チケットガイド (2026)