宇都宮旅行1日目:新幹線やまびことフォーポイントフレックス
Tokyo Mate
テレビで見た餃子通りが気になって、2026年10月11日、宇都宮へ1泊2日の旅に出た。
東京駅から東北新幹線やまびこに乗った。指定席の料金は片道5,130円。宇都宮駅に着いてチェックインしたのは、フォーポイントフレックス by シェラトン 宇都宮だった。
東京駅で弁当を買って列車に乗り込んだところから、ホテルの窓辺で夕焼けを眺めるまで、初日の旅を記録しておく。

東京駅の地下で選んだまぐろ弁当
宇都宮行きの新幹線に乗る前に、東京駅の地下で食べるものを選んだ。立ち寄ったつきじ喜代村は、「2026 東京駅限定弁当販売ランキング」で深川弁当が7位に入った店だ。そこでまぐろ寿司弁当をひとつ買った。
駅弁の発祥は、1885年に宇都宮駅で売られたおにぎりだという説もある。

弁当を買って新幹線ホームへ上がった。緑の車両と白い車両が並んで停まっていて、緑の新幹線は先頭部分が長く、なめらかな形をしていた。空も晴れていて、高いビルのあいだから午後の日差しが降りてきていた。
乗ったのは東北新幹線やまびこ。東京駅から宇都宮駅まで乗り換えなしで行ける列車だ。今回は指定席を使い、片道料金は1人5,130円だった。
ホームの床には「0km POINT」と書かれた標識もあった。東京駅が東北新幹線の起点であることを示すものだ。

席に座ってテーブルを広げ、弁当のふたを開けた。赤いまぐろの握りが6貫、木の箱にきちんと詰められていた。
一緒に用意した日本酒も特別だった。千曲錦の純米酒「旅する日本酒」だ。北陸新幹線E7系が描かれた300mL缶で、列車の旅にぴったりの楽しいデザインだった。

思ったより大きい宇都宮駅
午後4時半ごろ、宇都宮駅で降りた。想像していたよりずっと大きな駅で驚いた。日光へ向かうJR日光線もここから出ているからだろうか。ガラス屋根の下に広い通路が長く続き、スーツケースを引く人や買い物袋を提げた人が忙しく行き交っていた。思っていたより人が多く、にぎやかな街。それが宇都宮の第一印象だった。

通路の天井には、10月16日から18日まで開かれる「2026 宇都宮ジャパンカップサイクルロードレース」の垂れ幕がずらりと下がっていた。金曜日はチームプレゼンテーション、土曜日は市街地でのクリテリウム、日曜日はロードレースという日程だ。

ホテルのある東口に出た。大きなUTSUNOMIYAの文字のモニュメントの横を、黄色い宇都宮ライトレール「ライトライン」がちょうど通り過ぎるところだった。夕方の日差しを受けて、黄色い車体がいっそう明るく見えた。

小さいけれど充実したフォーポイントフレックス宇都宮
今回の宿は、フォーポイントフレックス by シェラトン 宇都宮(Four Points Flex by Sheraton Utsunomiya)。JR宇都宮駅東口から歩いて7分ほどのところにある。駅から近く、マリオット系列なのに料金も安いので選んだ。予約した宿泊費は、2人部屋で週末1泊13,000円だった。
ホテルへ向かう道沿いには小さな水路が流れ、背の低い木が並んでいた。水路に沿って歩いていくと、夕日を浴びて金色に染まったホテルの建物が見えてきた。

ホテルの入口には、紺地に黄色い文字でFOUR POINTS FLEXと書かれた縦長の看板が立っていた。


中に入ってみると、規模は大きくないものの、必要なものがこぢんまりとそろっていた。ロビーの一角には紙コップとふた、木のマドラー、クリームなどがきちんと並べてある。仕切りのある透明な容器には小袋が立てて入れてあり、隣のかごにはドリップコーヒーも用意されていた。



ロビーには、朝食ビュッフェをリニューアルしたという案内もあった。2026年9月14日からメニューが変わったそうで、焼き鮭やさばをはじめ、栃木の食材を使った料理が紹介されていた。
マリオットのプラチナ会員だが、このホテルの朝食ビュッフェは無料特典の対象外だった。別に運営しているレストランなので、朝食代がかかる。料金は大人1,400円(当日申し込みは1,500円)。レイトチェックアウトも、この日は午後1時までと案内された。


客室は11階まであり、1階にはロビーとレストラン、ランドリーがある。

1階のランドリーには、コイン式の洗濯機と乾燥機、それに飲み物の自販機もあった。小さなホテルだが、旅の途中で必要な設備はそろっている。

929号室の窓辺から見た夕焼け
割り当てられた部屋は9階の929号室。カードキーで紺色のドアを開けて中に入った。

部屋はこぢんまりしていたが、きれいだった。窓際にベッドがひとつあり、白い寝具の上にオレンジ色のクッションが置いてある。枕元の壁には額が2枚掛かっていて、薄いカーテン越しに午後の日差しが入ってきていた。

ベッドの横には小さな机。電気ケトルとカップ2つ、ドライヤーの袋が置かれ、壁にはテレビと客室電話が取り付けてあった。机の下には小さな冷蔵庫もある。窓から差し込む日差しが、白い壁を黄色く染めていた。

バスルームは、トイレと洗面台、浴槽がひとつの空間にまとまったユニットバスだった。狭いけれど、タオルやコップなど必要な備品はそろっていた。洗面台の上には大きな鏡があり、浴槽には白いシャワーカーテンが付いている。シャンプーとコンディショナー、ボディウォッシュはKLURの製品で、それぞれ360mLの壁掛けボトルに入っていた。




部屋をひと通り見てから、窓の外に目をやった。いつの間にか、日が宇都宮の市街地の向こうに沈もうとしていた。空一面がオレンジ色で、丸い広場とまっすぐ延びる道の上に夕暮れが降りてきていた。右手には高い建物が並んでいる。
ホテルに着いたときも夕焼けがきれいだったが、9階の窓から眺める景色はまた違って見えた。小さなホテルの部屋で、こんなにきれいな夕焼けが見られるとは思っていなかった。


旅メモ:東京から宇都宮への行き方
東京から宇都宮へは、新幹線のほかにJR在来線や東武鉄道でも行ける。いちばん速いのは新幹線だが、在来線なら1時間ほど余計にかかる代わりに、運賃を半分以下に抑えられる。
| 移動手段 | 片道料金(1人) | 所要時間・乗り換え |
|---|---|---|
| 新幹線やまびこ 指定席(東京駅) | 5,130円 | 約50分、直通 |
| 新幹線やまびこ 自由席(東京駅) | 4,600円 | 約50分、直通 |
| JR上野東京ライン(東京駅) | 2,090円 | 約2時間、直通 |
| JR湘南新宿ライン快速(新宿駅) | 2,090円 | 約1時間40分、直通 |
| 東武特急スペーシアX(浅草駅) | 2,700円 | 約2時間、乗り換え1-2回 |
※ 2026年10月の平日午前発のルートをもとに、10月19日に確認した運賃と所要時間。新幹線の指定席料金と東武特急の料金は、利用日や座席の種類によって変わることがある。
✅ 新幹線やまびこ
東京駅からJR宇都宮駅までいちばん速く行ける方法。2駅間の営業キロは109.5kmで、やまびこなら約50分から1時間で着く。今回使った指定席は、乗車券2,090円に指定席特急券3,040円を足して1人5,130円。自由席は4,600円で、指定席より1人530円安い。
✅ JR在来線
時間に余裕があるなら、JR在来線でもいい。新幹線特急券なしで、乗車券2,090円だけで済む。東京駅からは上野東京ラインで乗り換えなしで行ける。平日午前10時29分発の列車なら、昼12時29分に宇都宮駅に着く。
新宿から出るなら、JR湘南新宿ライン快速を使えばいい。午前10時36分に出発すると昼12時16分に着き、所要時間は約1時間40分。在来線なら新幹線の指定席より3,040円安くなる。
✅ 東武鉄道
浅草駅からは東武特急スペーシアXも使える。栃木駅で降りて東武宇都宮方面の列車に乗り換え、時間帯によっては新栃木駅でもう一度乗り換えることになる。通常期のスペーシアX スタンダードシートなら、乗車券1,230円と特急料金1,470円を合わせて1人2,700円だ。
ただし到着するのはJR宇都宮駅ではなく、市街地の西側にある東武宇都宮駅。私たちが泊まったホテルのように、宿がJR宇都宮駅東口にあるならJRのほうが近い。
✅ 宿:フォーポイントフレックス by シェラトン 宇都宮
- 正式名称:Four Points Flex by Sheraton Utsunomiya
- 住所:栃木県宇都宮市宿郷1-9-3
- アクセス:JR宇都宮駅東口から徒歩約7分
- 宿泊料金:2人1泊13,000円(2026年10月の宿泊時)
- 朝食:別料金
- マリオット プラチナ会員:宿泊時はレイトチェックアウト午後1時までと案内された
小さな部屋の窓辺から見た夕焼けとともに、宇都宮での最初の夕方が暮れていった。夕焼けを見たあと、私たちは宇都宮城址公園まで歩いてみることにした。